超硬合金は非常に高硬度であるため、鉄鋼材料に用いられるような切削加工はできない。そこで、主にダイアモンド砥石による研削加工、電気エネルギーによる放電加工が広く利用されている。放電加工の電極材料には、通常、加工量が多く消耗が少ないAg−W、Cu−W合金が使用され、電極と加工物との間にパルス放電を発生させることで超硬合金を溶融・蒸発させ、加工する。電極としてワイヤーを用いる場合もある。
粉体粉末冶金用語辞典 より
編者:(社)粉体粉末冶金協会
発行所: 日刊工業新聞
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